船田哲特任助教、吉岡貴史特任助教の論文がBMJ Evidence-Based Medicine誌に掲載されました(http://dx.doi.org/10.1136/bmjebm-2023-112332)。抗がん剤のオープンラベル試験において、臨床現場と中央評価のアウトカム(PFS, ORR)の乖離(検出バイアス)を系統的に評価しました(メタ疫学研究)。結果は両者の乖離が大きくない可能性を示唆するものでした。ただし解析に含まれた研究は全体の一部に過ぎず、乖離のない結果が報告されやすい(報告バイアス)の可能性も示唆されました。